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公開 更新 ガイド執筆・監修 佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆

ホームページ作成サービス5件を比較 無料で公開できるか、後で移せるか

作ったサイトを後で移せるかは、料金表に出ない違いだ。WixとStudioは外へ持ち出せず、ペライチは無料プランでの公開をやめた。WordPressとMovableType.netも含む5件を、無料の範囲、移しやすさ、更新の手間で比べる。

作ったホームページを、後で別のサービスへ移せるか。料金表には出ないこの点で、5件の答えは分かれる。Wixの公式の手引きは、外部のサーバーでの公開には対応していないと明記している。Studioも、デザインやページの情報、ソースコードはどれも書き出せず、移す先で作り直すと案内する。

無料で始められるかも、製品ごとに違う。ペライチは2025年10月1日から、無料のプランでページを公開できなくなった。WixとStudioは無料でも公開できるものの、独自ドメインは使えず、運営元の広告やバナーが付く。

会社のホームページを自分たちで作りたい小さな会社や個人事業主に向けて、大全に載っている5件を、無料の範囲、移しやすさ、更新の手間で比べた。WordPressは自分でサーバーを用意して入れるソフトで、MovableType.netはシックス・アパートのクラウド型のCMSだ。表と本文の内容は、2026年11月4日時点の各社の公式サイトによる。

閉店後のパン屋のテーブルで、エプロン姿の店主がノートパソコンとスマートフォンに映したホームページの形を見比べている
イラスト: 編集部が画像生成AIで作成したイメージ(YOBITSUGI AI)

無料でどこまで公開できるか

サービス無料での公開独自ドメイン注意点
Wix無料の公開できる。容量は500MB独自ドメイン有料プランから注意点上部にWixの広告が付く
ペライチ無料の公開できない。1か月のお試しプランあり独自ドメイン有料プランから注意点有料プランは広告なし
Studio無料の公開できる。50ページまで独自ドメイン有料プランから。ドメインは別に契約注意点左下にStudioのバナーが付く
WordPress無料の公開ソフトは無料。サーバーは別に契約独自ドメイン公式の必要条件に記載なし注意点サーバーの費用と管理は自社で
MovableType.net無料の公開無料のプランなし。14日間の試用独自ドメイン使える。要るプランは確認できず注意点サーバーの用意は要らない

会社の顔として使うなら、無料のままでは足りない場面が多いだろう。URLは運営元のものになり、広告やバナーも付く。Studioの料金ページは無料のFreeを個人向けのお試しに置いており、仕事で使うならPersonalプランでよいと手引きで案内している。

ペライチの改定で気をつけたいのは、古い案内が残っていることだ。公式の独自ドメインの案内ページには「プラン契約なし (フリープラン) の場合、公開できるページは1ページのみ」という書き方がまだあるものの、2025年8月18日のお知らせでは公開できるページの数が0になっている。試すなら、1か月のお試しプランを使う。期間が終わっても、自動で有料プランには切り替わらない。

やめるとき、サイトを持ち出せるか

サービスサイトの持ち出し有料プランをやめたとき
Wix持ち出し外部のサーバーでは動かせない。作った内容の権利は利用者にあるやめたときサイトは残り、無料のURLに戻って広告が付く。独自ドメインは外れる
ペライチ持ち出し書き出しの説明は公式サイトで確認できずやめたとき公式サイトで確認できず
Studio持ち出しデザイン、ページ、ソースコード、CMSのデータは書き出せない。フォームの回答はCSVで出せるやめたときFreeへ変えると一度非公開になる。アカウントを閉じると戻せない
WordPress持ち出し記事などをXMLで書き出せる。ファイルとデータベースをコピーして別のサーバーへ移せるやめたとき契約したサーバーの決まりによる
MovableType.net持ち出しバックアップをダウンロードできる(2019年の発表)。他社へ移せる形かは確認できずやめたとき公式サイトで確認できず

持ち出せないからといって、WixやStudioがだめなわけではない。運営元がサーバーと更新を受け持つ仕組みと、持ち出せないことは裏表だ。ペライチも公式のトップで、作成サービス全般の短所として「サービスの引越しがしづらい」と書いている。移すときは作り直しになると知ったうえで始めれば、困ることは少ないだろう。

また、作り直しの手間は、最初の準備で減らせる。

  1. 独自ドメインは、作成サービスとは別に自社の名義で持つ。Wixは他社で取ったドメインをつなげ、Studioは初めから別の契約だ。ドメインが手元にあれば、作り直してもURLを変えずに済む
  2. 原稿と写真は、手元のフォルダーにも残す
  3. 問い合わせの記録は、CSVで定期的に出す。Wix、ペライチ、Studioのフォームは、回答をCSVで出せる

フォームと更新の手間

サービス問い合わせフォーム更新と暗号化サポート
Wixフォーム無料でも4つまで更新Wixが自動で更新。HTTPSも付くサポート日本語のチャットと電話の折り返し(平日)
ペライチフォームライトプラン以上更新公式サイトで確認できずサポートチャット、メール、個別の相談
Studioフォームあり。無料は回答100件まで更新証明書は自動で発行と更新サポート人が答えるチャットはMini以上
WordPressフォームプラグインで足す更新本体とプラグインは自社で管理サポートボランティアのフォーラム
MovableType.netフォーム全プランにあり更新サーバーの監視とセキュリティ対策は運営元サポート月額の料金に含む

いちばん差が出るのは、WordPressの更新だ。軽微な更新とセキュリティの更新は多くのサイトで自動で当たる一方、大きな版の更新は管理者の操作が要り、プラグインとテーマの自動更新は1つずつ自分で有効にする。サーバーの会社も、入れたソフトまでは責任を負わないと公式の手引きは書いている。さらに、サーバーのPHPの脆弱性のように、本体やプラグインを更新しても直らないものがある(脆弱性の情報源を比べたニュース)。そのため、社内に更新を受け持つ人を決められないなら、運営元が受け持つ4件のほうが向く。

迷ったときの使い分け

  • まず無料で形を見たい個人事業主: WixかStudio。公開して名刺に載せるなら、独自ドメインが使える有料プランまで見ておく
  • 1枚のページを早く出したい店や教室: ペライチ。公開には有料プランが要るので、1か月のお試しで作りやすさを見る
  • デザインにこだわり、ページも増やしたい会社: Studio。ただし移すときは作り直しになる
  • 長く運営し、後で移す可能性も残したい会社: WordPress。サーバーと更新の担当を決められることが条件だ
  • 複数人で更新し、サーバーは任せたい会社: MovableType.net。無料のプランは無く、14日間の試用で見る

5件の掲載データは、大全の比べる機能で並べて、ExcelやPDFに出力できる。

よくある質問

無料のホームページを会社のサイトに使ってもよいか?

WixとStudioは無料でも公開できる。ただし、独自ドメインは使えず、広告やバナーが付く。無料のプランで会社のサイトを作ってよいかについて、はっきり書いた案内は両社とも確認できなかった。

ペライチは無料では使えないのか?

2025年10月1日から、無料のプランではページを公開できない。公開するには有料プランの契約が要る。1か月のお試しプランがあり、期間が終わっても自動で有料には切り替わらない。

Wixで作ったサイトを別のサービスへ移せるか?

サイトをそのまま移すことはできない。Wixのサイトは、Wixのサーバーで動かす必要があると公式の手引きが書いている。作った文章や写真の権利は利用者にあるので、それらを使って移す先で作り直す形になる。

WordPressは本当に無料か?

ソフトはGPLのもとで無料で使える。ただし、動かすサーバーの費用はかかる。PHP 8.3以上とHTTPSなど、公式の必要条件を満たすサーバーを選び、更新も自社で管理する。

出典

この記事は、公式の発表をもとに、人が監修しながらAIを活用して執筆しています。執筆と監修は佐々木 航(株式会社Game)が担い、公開した記事も人が確認しています。記事の中身の責任は編集部が負います。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。直したときは、記事の末尾に更新の行を残します。