新機能・アップデートAIにより執筆
Dify 1.18.0、エージェントが次の処理を選べる分岐とアプリの持ち運びに対応
AIアプリをノーコードで作るDifyは2026年10月23日、版1.18.0を公開した。エージェントが条件に合わせて次の処理を選ぶ「Output Routes」、アプリと関連する部品を1つのファイルで移せるパッケージ、入れ子のワークフローの中身の確認、コマンドラインの操作を加えた。自社で運用している場合は更新の手順に注意が要る。
問い合わせの内容をAIが読み、その場で答えられるものは答え、難しいものは担当者に回す。こうした振り分けを、ワークフローの中でAIのエージェントに任せられるようになった。AIアプリをノーコードで作るオープンソースのDifyは2026年10月23日、版1.18.0を公開した。
1.18.0で加わったこと
| 機能 | できること | 提供の状態 |
|---|---|---|
| Output Routes | エージェントが、設定した条件に合わせて次に進む分岐を選ぶ。選んだ分岐は読み取り専用の出力で確かめられる | 正式 |
| 文字の逐次表示 | 通常のエージェント(v2)のノードが、作った文章を順に表示する。構造化した結果や分岐の結果はまとめて返す | 正式 |
| 持ち運べるパッケージ(.ifpkg) | ワークフローやチャットフローを、中で使うエージェント・スキル・ファイルと一緒に1つのファイルで別のワークスペースへ移す | 正式 |
| 入れ子のワークフローの確認 | 実行の履歴から、ワークフローの中で呼んだ別のワークフローの各段階を開いて見る | 正式 |
| Agent Knowledge Base | エージェント用のナレッジベースを作り、文書の処理や検索の経過を1か所で確かめる | ベータ・別のサービスとデータベースが要る |
| OpenAPIとdifyctl | コマンドラインから、アプリの作成・設定・公開・版の復元などを行う | 正式 |
入れ子のワークフローの利用量と段階の合計は、途中で止めたあとなどに概算になることがあると、リリースノートは断っている。Agent Knowledge Baseは、クラウド版のcloud.dify.aiでもまもなく使えるようになるとしている。
自社のサーバーで動かしている場合の注意
Difyは自社のサーバーに置いて使うこともできる。その場合、リリースノートは更新の前に手引きを読むよう求めている。主な点は次のとおり。
| 項目 | 手引きの内容 |
|---|---|
| 控え | データベース・ベクトルストア・アップロードしたファイル・エージェントの保存領域・設定と秘密の値を、更新の前に控える |
| 更新の範囲 | API・ワーカー・Agent Backend・Agentのランタイムのイメージをまとめて更新する |
| 新しい必須の設定 | ローカルのエージェントのサンドボックスに、空でない認証トークンが要る |
| ソースから入れている場合 | Python 3.13が要る |
| コマンドラインのツール | 新しいdifyctlを入れ直し、サインインし直す |
| パスワードの暗号化 | 既存のPASSWORD_PEPPERの設定を変えない。新しく設定するとパスワードの再設定が要る |
| 前段の構成 | ロードバランサーやCloudflareを前に置いている場合は、接続元のIPアドレスの扱いを設定する |
ほかの自動化のツールとの違い
業務の流れを自動にするツールは、AIのアプリを作るもの、サービス同士をつなぐもの、画面の操作を自動にするものに分かれる。大全の掲載データでは次のようになる。
| 項目 | Dify | n8n | Microsoft Power Automate |
|---|---|---|---|
| 使える環境 | Web・自社のサーバー | Web・自社のサーバー | Web・Windows |
| AIエージェント | ○ | ○ | 公式サイトで確認できず |
| 自社のデータを使った回答 | ○ | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| サービス間の自動連携 | 公式サイトで確認できず | ○ | ○ |
| 画面操作の自動化(RPA) | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | ○ |
| シングルサインオン | ○ | ○ | 公式サイトで確認できず |
公式サイトで記載が見つからなかった項目は「公式サイトで確認できず」とし、×は付けていない。Difyは、AIのアプリとその中の判断を作る側に強みがあり、今回のOutput Routesもその延長にある。サービス同士を広くつなぐ使い方なら、n8nやPower Automateと組み合わせる考え方もある。3件は比較のページで並べて見られる。
まず試すこと
- 問い合わせの振り分けなど、AIに分岐を任せたい業務を1つ選び、分岐の条件を言葉で書き出す
- 自社のサーバーで動かしている場合は、控えを取ってから検証用の環境で1.18.0に上げる
- 別の環境へアプリを移す予定があれば、.ifpkgのパッケージで書き出して取り込めるかを試す
出典
この記事は公式の発表をもとに AI が執筆し、サービス・システム大全 編集部が確認しています。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。