公開 更新 新機能・アップデート執筆・監修 佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
ジンジャー人事労務に監査ログ 従業員データの操作を5年残す
jinjerは11月5日、ジンジャー人事労務に監査ログの機能を加えた。従業員データベースへの操作を期間や操作者、対象者で絞り込み、CSVで出せる。ログインの履歴や年末調整の操作は、まだ記録の対象に入っていない。
社員の住所が、いつの間にか書き換わっている。編集の権限を何人かで持っていると、だれが直したのかを聞いて回ることになる。jinjerが寄せられた声として挙げるのも、こうした場面だ。
jinjerは2026年11月5日、統合型人事システムのジンジャー人事労務に「監査ログ」の機能を加えた。管理者画面に専用のメニューを設け、従業員データベースへの操作について、だれがいつ、だれの情報にどんな操作をしたかを一覧で確かめられる。内部監査や外部のセキュリティ監査で、操作の証跡を自社ですぐ出せるようにするねらいである。
記録されるものと、見られる人
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 対象 | 中身従業員データベースへの操作。ログの種別は「従業員管理」だけ |
| 一覧に出るもの | 中身操作日時と操作種別、操作者、対象者 |
| 絞り込みと出力 | 中身期間や操作種別、操作者、対象者で絞り、CSVに出せる |
| 見られる人 | 中身システム管理者とマスタアカウントだけ |
| 保持期間 | 中身5年間。過ぎたものから順に消える |
| 詳細の表示 | 中身変更の前と後の値を項目ごとに並べる。11月中に提供の予定 |
退職した人や削除した従業員の記録も、ログを残した時点の社員番号と氏名で表示される。本人がもう在籍していなくても、だれがその人の情報を触ったかを後から追える。人事の責任者が誤登録に気付いたときも、だれの操作かをその場で特定できる。jinjerは、このメニューを管理者画面の「よく使うアプリケーション」の中に独立して置いた。
閲覧も記録に残る。詳細の表示では、登録や更新、削除なら変わった項目ごとに前後の値が2列で並ぶ。値の変わらない閲覧は、見られた画面の中項目やタブの一覧で示す。つまり、だれがだれの給与の画面を開いたかまで、後から確かめられるようになる。ただし、この詳細の表示はまだ出ておらず、jinjerは11月中の提供を予定している。
まだ記録されないもの
今回の対象は、従業員データベースへの操作に限られる。jinjerは、ほかの種別も順に記録できるようにするとしており、挙げているのは次の操作だ。
- ログインとログアウトの履歴
- エクスポートとインポート
- マイページや書類配布、入社処理
- ワークフローや年末調整、人事評価
そのほか、大量のデータ削除や時間外のログイン、決めたIPアドレス以外からのアクセスを知らせる通知も検討している。操作者をメールアドレスで探す検索や、カスタムロールに監査ログを見る権限を付ける機能も、まだ「検討」の段階である。
いまは11月で、年末調整の作業が始まる時期だ。年末調整の画面での操作が記録の対象に入るのは、これからになる。
監査に使うなら、保持期間の5年を自社の決まりと照らしておきたい。社内の規程や監査法人とのやりとりで、それより長く操作ログを残すことになっているなら、CSVで定期的に書き出して別に保管する運用が要るだろう。
また、見られる人がシステム管理者とマスタアカウントに限られる点も、運用に響く。内部監査の担当者にログだけを見せたくても、カスタムロールで権限を分けられるのは先の話だ。当面は、監査のたびに管理者がCSVを出して渡す形になりそうである。
出典
この記事は、公式の発表をもとに、人が監修しながらAIを活用して執筆しています。執筆と監修は佐々木 航(株式会社Game)が担い、公開した記事も人が確認しています。記事の中身の責任は編集部が負います。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。直したときは、記事の末尾に更新の行を残します。