新サービスAIにより執筆
ナビタイム、訪日客を店舗単位で定点観測する分析ツール
ナビタイムジャパンは2026年10月29日、法人向けのWebサービス「インバウンドプロファイラー・フォーカス」を始めた。地図上で囲んだ店舗や施設、エリアごとに、訪日外国人の来訪を分析できる。前日分までのデータで前年と比べられ、オプションで複数の地点の比較や旅程の分析も加えられる。
表参道を訪れた訪日外国人の55.5%は、同じ期間に銀座にも足を運んでいた。ナビタイムジャパンが新しい分析サービスの事例として公表した数字だ。
NAVITIMEを運営するナビタイムジャパンは2026年10月29日、法人向けのWeb分析サービス「インバウンドプロファイラー・フォーカス」の提供を始めた。地図上で囲んだ店舗や施設、エリアごとに、訪日外国人の来訪者数や国と地域の構成、時間帯ごとの傾向を継続して追える。
元になるデータは、訪日客向けのナビアプリ「Japan Travel by NAVITIME」から集めている。利用者の同意を得た位置情報と、属性のアンケートである。
市区町村ではなく、自分で囲んだ範囲で数える
これまでの「インバウンドプロファイラー」は、全国、都道府県、市区町村、メッシュといった決まった単位で集計していた。そのため、自社の店舗や施設に来る訪日客だけを追いたい事業者からは、単位が合わないという声が寄せられていたという。
新しいサービスでは、分析したい場所を地図上に範囲を描いて登録する。店舗1つから、商業施設や駅、商店街や観光地のようなエリアまで、形は自由に決められる。登録した地点は、契約内のすべてのアカウントで共有できる。
基本プランの「地点別分析」で見られるのは、来訪者数と前年比、国と地域の構成、時間帯の分布、直近12か月の推移など。地点の前年比を、市区町村や都道府県、全国の前年比と並べて比べることもできる。
データは前日分まで集計される。
イベントやキャンペーンを打てば、翌日には来訪の変化を数字で追える計算だ。分析の期間は、2023年以降から最長1年を選ぶ。
3つのツールは、知りたい範囲で使い分ける
ナビタイムジャパンは、インバウンドの分析ツールを3つに分けて案内している。
| ツール | 提供の形 | 主に見るもの |
|---|---|---|
| インバウンドプロファイラー | 自分で操作する分析ツール | 全国、都道府県、市区町村の動向。周遊ルートや鉄道の利用区間 |
| インバウンドレポート | 毎月のPDFでの配信 | 指定した市区町村の動向 |
| インバウンドプロファイラー・フォーカス | 地点を登録する分析ツール | 自社の店舗や施設の来訪、前年との比較、地点どうしの比較と旅程 |
なぜ地点の単位が要るのか。
市区町村の数字が伸びていても、自分の店に来る客が増えたとは限らないからだ。同じ区の中でも、駅の反対側と商店街とでは人の流れが違う。
プロファイラーとフォーカスは、どちらも同じアプリの位置情報をもとにしている。地域全体の傾向をプロファイラーで見て、自社の地点の変化をフォーカスで追う、という組み合わせも考えられる。
地域全体の動きをつかみたい自治体や観光の団体には、従来のプロファイラーやレポートが向く。一方で、店舗や施設を持つ小売や商業施設、交通の事業者にとっては、自分の拠点だけを同じ条件で毎月追える新しいサービスのほうが使いやすいだろう。
オプションで、周遊と旅程まで見る
基本プランには、別料金のオプションを2つ足せる。
「地点間分析」では、登録した複数の地点の来訪者数や国と地域の構成、時間帯の傾向を比べる。3地点以上をあわせて訪れた人も分析でき、自社の拠点どうしの送客を見るのに使える。
「旅程分析」では、地点を訪れた旅行者が前後にどこに滞在したかを、125mのメッシュの地図で示す。旅程の何日目に来たか、入国と出国の空港がどこかも分かる。
意外なのは、冒頭の数字の裏側である。2026年9月19日からの30日間で、表参道の来訪者の55.5%が銀座も訪れた。逆に、銀座の来訪者のうち表参道を訪れたのは6.5%にとどまる。ナビタイムジャパンは、両地点で来訪者の規模が違うため、割合は方向によって変わると説明している。
つまり、あわせて訪れた人の割合は、どちらの地点から見るかで大きく変わる。
送客の効果を社内で議論するときは、割合と一緒に、それぞれの地点の来訪者の規模も並べておきたい。
試す前に決めておきたいこと
2週間の無料トライアルがあり、契約の内容は見積もりで決まる。見積もりの前に、登録する地点の数、アカウントの数、オプションの有無を決めておく流れだ。地点の登録は標準で10件まで。11件以上は個別の相談。
数字の性質も押さえておきたい。
公表された事例の数値は、アプリの利用者の実測値をもとに拡大推計した値である。どの国の旅行者がアプリをよく使うかによって、構成の見え方が変わる可能性はある。
地点に来たとみなす条件も、事例では範囲内に10分以上とされていた。この時間の条件は、利用者が設定で変えられる。
まずは自社の店舗や施設から、前年と比べたい地点を2つか3つ選ぶ。トライアルの2週間で、売り場で感じている客の国や時間帯と、数字がどこまで重なるかを見比べるとよい。
出典
この記事は公式の発表をもとに AI が執筆し、サービス・システム大全 編集部が確認しています。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。