公開 更新 新機能・アップデート執筆・監修 佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
Forgejo 16系の修正が終了、15系のLTSには戻れず17系へ
社内に置くGitサーバーのForgejoで、16系の修正の提供が10月29日に終わった。前の版へは戻せないため、16系の移る先は17系になる。17系の修正は2027年1月28日までで、1月14日に出る18系へ2週間で上げることになる。
Forgejoは、リポジトリの管理とコードレビュー、CIを自社のサーバーで動かせる、オープンソースのGitサーバーだ。公式サイトのリリース一覧で、16系は10月29日に修正の提供を終え、終了した版に移った。日本時間の10月27日には17.0.1、16.0.7、15.0.11の3つの版がそろって出ており、16系はこの16.0.7が最後になる。
16系のまま動かしているサーバーには、これから見つかる不具合やセキュリティの問題の修正が届かない。移る先は、10月15日に出た17系だ。2026年4月に出た長期サポート(LTS)の15系の方が修正の期間は長い。それでも、16系から15系へは移れない。Forgejoのアップグレードガイドによると、データベースには版の番号が記録されていて、前の版で起動しようとするとForgejoは起動を拒む。
17系に移ると、3か月ごとの更新が続く
Forgejoの新しい版は、年に4回出る。そのうち4月の版がLTSで、修正は1年3か月続く。ほかの版の修正は、次の版が出てから2週間後までの、おおよそ3か月半だ。公式の予定は次のとおり。
- 15系(LTS)は2026年4月16日に公開。修正は2027年7月15日まで
- 17系は2026年10月15日に公開。修正は2027年1月28日まで
- 18系は2027年1月14日に公開の予定。修正は4月29日まで
- 19系(LTS)は2027年4月15日に公開の予定。修正は2028年7月13日まで
17系に移った会社は、2027年1月14日に18系が出てから、1月28日までの2週間で次の版に上げることになる。上げる回数を減らしたいなら、19系のLTSが出る4月に、LTSの系列へ乗り換えられる。18系の修正は4月29日まで続くので、19系へ上げる時間も2週間ほどある。
手引きは、新しい安定版へ上げるとき(17.0から18.0など)は、事前のフルバックアップを必須としている。3か月ごとに、バックアップと更新と動作の点検を、決まった仕事として予定に入れておくとよいだろう。
17.0で動きが変わる2つの点
17.0のお知らせは、上げる前にフルバックアップを取り、互換性の無い変更をリリースノートで読むよう強く勧めている。そのうち、社内の運用に響きやすいのは2つだ。
まず、表示される文書で「/」から始まるリンクの扱いが変わった。リポジトリにあるファイルへのリンクは、これまでサイト全体の最上位を起点にしていた。17.0からは、そのリポジトリの最上位を起点に解釈される。READMEや資料のリンクが、上げたあとに別の場所を指すことがある。イシューとプルリクエストの本文やコメントのリンクは、これまでと変わらない。
次に、Forgejo Actionsの実行を知らせるWebhookが変わる。これまでの「action run」のイベントは、より扱いやすい「workflow run」のイベントに置き換わり、将来の版で外れる予定になった。いまのWebhookは自動では移せない。そのため、チャットや監視の仕組みへ通知を送っている場合は、受け手が新しいイベントを読めるか試してから、手で設定し直す。
また、新しい機能では、Bitbucket Data Centerからリポジトリを移す機能が入り、プルリクエストやレビュー、コメントも一緒に取り込める。Actionsでは、ワークフローの実行とジョブをAPIからやり直せるようになり、Forgejo Runner 13.2以降が作るジョブの要約も表示される。
15系のLTSでも、1つ準備が要る
15系のLTSで動かしている会社には、修正が2027年7月15日まで届く。ただし、Forgejoは11月2日のお知らせで、OpenID 2.0でのサインインを19系で外すと告げた。LTSの系列では15系が対応する最後の版で、次のLTSになる19系へ上げると使えなくなる。OpenID Connect(OIDC)とOAuthは、これからも使える。
ほかのGitサーバーとの更新の受け方の違いは、社内に置くGitサーバー4件の比較で、GitLab、Gitea、Bitbucket Data Centerと並べている。次にやることは、次の4つだ。
- 管理画面で、いまの版を見る(16系なら、17系へ上げる計画を立てる)
- 上げる前に、フルバックアップを取る
- 17系へ上げたら、READMEのリンクとActionsのWebhookを見直す
- OpenID 2.0でサインインさせているなら、OIDCなどへの切り替えを決める
出典
この記事は、公式の発表をもとに、人が監修しながらAIを活用して執筆しています。執筆と監修は佐々木 航(株式会社Game)が担い、公開した記事も人が確認しています。記事の中身の責任は編集部が負います。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。直したときは、記事の末尾に更新の行を残します。