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新機能・アップデートAIにより執筆

MEGA S4が接続先を倍に、NASの社外バックアップの手順も整備

S3互換のオブジェクトストレージMEGA S4は、東京を含む全拠点に2つ目の接続先を加え、Synology・QNAP・TrueNASのバックアップ先として使う手順のページを設けた。小さなファイルを大量に扱う使い方に向けた作り直しも予告し、クローズドβを近く始める。

東京の接続先を選べば、データも日本に置かれるのだろうか。S3互換のオブジェクトストレージ「MEGA S4」では、答えは「そうとは限らない」である。

クラウドストレージのMEGAは、S4の第4四半期の更新をブログで案内した。アムステルダム、ルクセンブルク、パリ、バルセロナ、モントリオール、バンクーバー、東京のすべての拠点に、2つ目の接続先(エンドポイント)を加えた。今の接続先は変わらないため、利用者の側で直す設定はない。

接続先は増えても、保管の場所は選べない

ヘルプセンターの一覧には、東京の拠点として「ap-tokyo-1」と「ap-tokyo-2」の2つが並ぶ。近い都市の2つを試し、速いほうを使えばよいという。

意外なのは、バケットがどの地域にも縛られない作りであることだ。

ヘルプセンターによると、データはMEGAの世界中の設備に保管され、どの地域の接続先からでも読み書きできる。接続先を選ぶ目的は、利用者やサーバーに近い接続先を使って、遅れを小さくし、速度を上げることにある。

つまり、東京の接続先を使っても、データの保管場所を日本に指定したことにはならない。取引先との契約や社内の規程で保管の国を決めている会社は、S4を選ぶ前に、この点を自社の条件と照らしたい。

NASのバックアップアプリから、そのまま送る

今回、NASのバックアップのための案内のページも設けた。

対象は、SynologyのHyper BackupとCloud Sync、QNAPのHybrid Backup Sync、TrueNASのCloud Syncだ。送り先にS3互換のストレージを選び、接続先とアクセスキー、バケットを入れる。スクリプトやプラグインは要らないとしている。

社内のNASは、火事や盗難、ランサムウェアに遭うと、同じ部屋のバックアップごと失いかねない。社外にもう1つの写しを持つ先として、すでに使っているNASのアプリから送れるのは手軽だろう。

料金体系は、容量に応じて払うPro Flexiと、容量を決めたバックアップ向けのプランの2つ。どちらも、保存した量の5倍までのダウンロードは追加の費用がかからず、APIの利用料と最低の保存期間もない。請求はユーロで行われる。金額はS4の料金のページにある。

また、ほかのツールとの連携も増えた。AcronisのCyber Protect Cloudの連携の一覧に入り、GoodSyncやMountain Duckも対応した。Backblaze B2からの移行の手順も用意されている。

Object Lockや版の管理はこれから

一方、使い方によっては今の作りが合わない。

ブログは、S4の得意な範囲を5MBほどより大きなファイルだとしている。今の目安は、1つのアカウントで毎秒40〜50件のアップロード、オブジェクトの数は2,000万まで。

MEGAは、保存の仕組みを作り直し、毎秒10万件を超える書き込みと、1つのバケットに数十億のオブジェクトを目指すという。VeeamやProxmox Backup Serverのように、小さなオブジェクトを大量に書くバックアップに対応するためだ。作り直しのクローズドβは、近く申し込みを受け付ける。

さらに、その先に挙げた機能が、決めた期間はバックアップを変更や削除から守るObject Lock、S3互換の版の管理、CORSの設定、独自ドメイン。

どれも「目指している」段階で、まだ使えない。ただし、ランサムウェアへの備えとしてObject Lockを前提にするなら、今は要件を満たさない。

暗号化の仕組みにも違いがある。MEGAのクラウドドライブは端末の側で暗号化してから預ける作りで、S4の公式ページが挙げるのは、既定で有効なサーバー側の暗号化である。中身をMEGAにも見せたくないなら、NASのバックアップアプリに暗号化の設定があれば、それを使うのが現実的だろう。

試すなら、まずNASの中で失うと困るフォルダを1つ選び、小さなバックアッププランで社外への写しを作ってみたい。戻すときの速さも、そのときに測っておける。ほかのクラウドストレージとの違いは、オンラインストレージ6件の比較も参考になる。

出典

この記事は公式の発表をもとに AI が執筆し、サービス・システム大全 編集部が確認しています。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。