新機能・アップデートAIにより執筆
OBS Studio 33.0.0公開、プラグインの置き場所を刷新しUbuntu 24.04の対応を終了
オープンソースの配信・録画ソフトOBS Studioは2026年10月24日(日本時間)、版33.0.0を公開した。ブラウザソースが使うCEFを更新し、プラグインの読み込みを作り直した。Windowsでは従来の場所にあるプラグインが「Legacy」と表示され、34.0ではProgram Filesに置いたプラグインが読み込まれなくなる。
社内のセミナー配信や動画マニュアルの録画に使っているOBS Studioのプラグインは、どのフォルダに入っているだろうか。オープンソースの配信・録画ソフトOBS Studioは2026年10月24日(日本時間)に版33.0.0を公開し、プラグインの読み込み方を作り直した。Windowsでは従来の場所に置いたプラグインが「Legacy」と表示され、次の大きな版の34.0からは一部が読み込まれなくなる。ブラウザソースとドックが使う部品も2024年7月の版から2026年9月の版まで一気に新しくなり、Ubuntu 24.04への対応は終わった。
版33.0.0で変わったこと
リリースノートに載っている主な変更は、次のとおりである。
| 分野 | 変わったこと |
|---|---|
| ブラウザソースとドック | 組み込んでいるCEF(Chromiumを部品として使う仕組み)を、2024年7月の版から2026年9月の版に更新 |
| プラグイン | 読み込み方を全面的に作り直し、OBSに付属するプラグインはcoreという新しいフォルダに移った |
| プレビュー | ソースを並べるときの吸い付き(スナップ)に目印を加え、非表示のソースには吸い付かないようにした |
| 数値の入力欄 | Enterを押したときに値が反映されるようにし、Shiftと上下キーで大きく増減できるようにした |
| NVIDIAの機能 | Arm64でNVENCを使えるようにし、NVIDIA Broadcastの最新のSDKに対応した |
| セーフモード | セーフモードで起動したときは、WebSocketサーバーを動かさないようにした |
| 対応OS | Ubuntu 24.04への対応を終了(Linux向けの配布ファイルはUbuntu 26.04向け) |
開発チームは、CEFの更新は内部の変更で利用者からは見えないはずだとしつつ、ブラウザソースでおかしな動きがあれば報告するよう求めている。配信の画面に告知やコメントをブラウザソースで重ねている場合は、本番の前に表示を確かめておくと安心である。
プラグインの置き場所が変わる
OBSのナレッジベースによると、Windowsではサードパーティー製のプラグインの新しい置き場所が、C:\ProgramData\obs-studio\plugins\ の下のプラグインごとのフォルダの直下になる。これまでの bin\64bit の下や、C:\Program Files\obs-studio\obs-plugins\64bit に置いたプラグインは、33.0からプラグインマネージャーで「Legacy」と表示される。
従来の場所のプラグインも、34.0まではこれまでどおり読み込まれる。34.0ではProgram Filesに置いたプラグインが読み込まれなくなり、ほかの従来の場所も将来は読み込まれなくなる予定である。macOSのプラグインの場所は変わらない。Linuxについては、詳しい内容をこれから案内するとしている。
ProgramDataに置いたプラグインは、64bitフォルダの中身を一つ上のフォルダ(dataフォルダの隣)に移すと動く場合がある。ただし、Program Filesのプラグインや、ほかのファイルに頼って動くプラグインには使えない。ナレッジベースは、できるだけ各プラグインの作者の案内に従うよう求めている。
会社の配信の端末で更新する前に確かめること
OBSを複数の社員の端末に入れている会社では、33.0.0に上げる前に次の4つを確かめておきたい。
- プラグインマネージャーで「Legacy」と表示されるプラグインがないか
- 使っているプラグインの作者が、新しい置き場所に合わせた版を出しているか
- ブラウザソースで重ねている告知やコメントの表示が崩れないか
- Ubuntu 24.04の端末でOBSを使っていないか
34.0までは従来の場所のプラグインも動くため、急いで置き場所を移す必要はない。ただ、配信の本番の直前に更新すると、プラグインの表示の違いに戸惑うことがある。更新は配信の予定がない日に1台で試し、問題がなければほかの端末に広げると落ち着いて進められる。画面の切り取りや短い録画が中心なら、同じ週に版22.0.0が出たShareXのニュースも参考になる。録画や配信のソフトを比べるときは、画面をキャプチャ・録画したいときの一覧も参考になる。
出典
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