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新機能・アップデートAIにより執筆

ERPNext v16.53.0、STEPから部品表を作る設計の画面

オープンソースのERP「ERPNext」は日本時間の2026年10月29日にv16.53.0を公開し、部品表を作るBOM Creatorを作り直した。STEPやCSVの設計ファイルから部品の木と3次元のモデルを表示し、改訂版どうしの差も見られる。既存の文書は、数量の意味が変わる。

部品表(BOM)を作るたびに、CADの部品の一覧を横に置き、品目と数量を一つずつ打ち込んでいないだろうか。

オープンソースのERP「ERPNext」は、日本時間の2026年10月29日に公開したv16.53.0で、部品表を作る「BOM Creator」の画面を作り直した。CADの設計データから組み立てと部品を読み込み、品目に結び付けて部品表にするまでを、一つの画面で進められる。開発中の版に入った変更を、v16の系列に移したものだ。

STEPのファイルから、部品の木を作る

読み込める形式は、STEP(.step・.stp)とCSVの2種類。新しいBOM Creatorには、これを設計のファイルとして添付する。ERPNextは組み立てと部品、それぞれの数量を読み取って部品の木にし、その横に3次元のモデルを表示する。ファイルが無いときは、木を手で組み立てる。

次に、部品をERPNextの品目に結び付ける。「Suggest Items」は品目コードか品目名が同じものを当てはめ、「Create Missing Items」は部品表に使う部品の品目をまとめて作る。数量を変えたり材料を足したりすると、金額の列と原価の合計もその場で変わる。

提出してから「Create BOMs」を押すと、部品表は裏の処理で作られる。また、作る前に問題をまとめて示す。品目が無い部品や、ワークステーションの種類を決めていない工程などを、1つのメッセージに並べる。

設計が変わるたびに部品表を手で直すと、数量の写し間違いが起きやすい。設計データから直接読み込めれば、設計と製造の担当のあいだで同じ数字を見られるはずだ。

改訂版を作り、前の版との差を見る

「New Revision」は、提出済みの文書を写して改訂版を作る機能だ。新しい設計のファイルを添付しても、品目の結び付けと手で直した数量は残る。「Compare with Previous Revision」では、足された部品と外された部品、変わった部品を見比べられる。新しい改訂版を提出すると、古い版の状態は「Superseded」になる。

部品表の作り方は2通り。

初期設定では、木の中の組み立てごとに部品表ができ、完成品の部品表がそれらを使う。一方、「Produce an Item at Each Operation」をオンにすると、工程ごとにワークステーションの種類と時間、原材料、できる品目を決め、半製品を追う設定の部品表が1つできる。この設定の名前は、前の版v16.52.0の見直しで付いたものである。

製造を扱うERPは、大全ではOdooやDynamics 365 Business Centralも掲載している。3件の掲載内容は比べるページで並べて見られる。

今の利用者は、数量の見え方が変わる

意外なのは、既存の文書で数量の意味が変わることだ。これまで木の中の数量は、親の行の数量をもとにした数だった。新しい画面では、組み立て1つあたりの数になる。

更新のときは、データを移す処理が古い文書の木を新しい形に直す。プルリクエストの例では、自転車2台分の文書で、フレーム2、車輪の組み立て4、リム4、スポーク128だった数量が、フレーム1、車輪の組み立て2、リム1、スポーク32に変わる。合計の原価は変わらず、作られる部品表も同じだという。

つまり、数字が変わっても間違いではない。

ただし、注意したい変更はほかにもある。

旧画面の「Multi-level BOM Creator」のダイアログはなくなり、完成品の指定が必須になった。BOM Creatorの画面では価格のルールを当てなくなり、各行の単価は「Rate Of Materials Based On」の設定で決まる。旧来の木を操作していたadd_itemなどのメソッドは削除された。BOM Creatorを自前の画面や連携から呼んでいる会社は、更新の前に手を入れる必要がある。

まずは検証用の環境で、いまの文書の数量が組み立て1つあたりの数に直ったかを見ておきたい。そのうえで、CADから書き出したSTEPのファイルを1つ取り込み、品目の結び付けにかかる手間を測るとよい。CADでSTEPを扱う例は、BricsCAD V27の記事でも紹介している。

出典

この記事は公式の発表をもとに AI が執筆し、サービス・システム大全 編集部が確認しています。誤りに気づいたときは 訂正の窓口 からお知らせください。